2017/07/25

フリーランスとして生き残るための「案件の取り方」とは?

フリーランスに必須のステータスといえば、人脈構築能力が最初に挙げられるでしょう。成すべき仕事がなければ、フリーランスはただの無職となってしまいます。

会社員であれば「仕事=与えられるもの」ですが、フリーランスは自分から仕事を取りにいく必要があります、

そこで、本記事では、案件獲得に悩むフリーランサーが無職になってしまわないよう、案件の取り方についてレクチャーしていきましょう。

まずは案件をくれる人に接触する

あなたに仕事を依頼するのは、あなたの業種にかかわるクライアントです。案件を獲得するには、兎にも角にもこの「仕事を振ってくれる人」と接触しないことには何も始まりません。

しかし、逆に考えると、仕事を獲得する方法自体はごくシンプルなものであるといえます。なぜなら、自分のクライアントになってくれそうな組織、人を探し出して、仕事をくださいと一言言うだけでよいからです。人手が欲しいクライアントは世の中にたくさんいますから、あなたの実績、能力にマッチした仕事を依頼してくれる人は必ず現れます。

そこで、今回は2つのステップで案件の獲得手段を構築していきます。結論から言ってしまうと、案件獲得に必要なのは「アピール」と「接触」のたった2つです。

実績のアピール

まず、自分がどんな仕事ができるのかを知らせる媒体を作ることからはじめましょう。もし、今まったく実績がない場合、この項目は飛ばしても構いません。

ブログ・SNSで得意分野・好きなことを発信する

ライター、デザイナー、エンジニアなど、業種問わず、ブログで発信していくことは良い自己ブランディングの手段です。製作コストもサーバー代やドメイン代くらいのものなので、案件獲得につながるような情報発信を目指してみてください。

名刺をつくる

フリーランスにとって、名刺はビジネスマン以上に必須の営業ツールです。ビジネス用、交流会用など、用途に合わせて数種類用意し、常に持ち歩くようにしておきましょう。

ポートフォリオをつくる

Webクリエイターやデザイナーなどの業種において、自分の作れるもの、できることをひと目で知らせることが可能なポートフォリオは有効な営業ツールです。自分の技術と知識を投じた、しっかりしたポートフォリオ用サイトを構築しておきましょう。

自分が持っているスキル、仕事の速度を明確にする

ライターであれば得意な記事ジャンル、プログラマーであれば扱える言語など、自分が今どんなスキルを持っているかは必ず細かく整理しておき、営業の際に簡潔に売り込めるようにしておきましょう。また、フリーランスは納期の厳守が基本ですので、ひとつの仕事にかかる工数や報酬目安を明確にし、営業の際に伝えておくとクライアントに安心感を与えることができます。

仕事を貰う

それでは、実績をまとめたものを携え、案件獲得に乗り出してみましょう。

クラウドソーシングサービスを利用する

駆け出しのフリーランサーの取っ掛かりとしては、「クラウドワークス」や「ランサーズ」をはじめとするクラウドソーシングサイトを利用するのが非常におすすめです。

まだ業種も決まっていない場合でも、文章能力はあって損のないものですので、まずはライティング業務などで「フリーランスの仕事感」を掴んでみてください。

エージェントを利用する

人員不足が叫ばれるエンジニア業界などは、エージェントが仕事を斡旋してくれるサービスも積極的に展開されています。あなたのかかわる業種にそうしたサービスがあるなら、最大限活用していくのがおすすめです。

セミナーや勉強会、コミュニティに参加する

各種セミナーや勉強会は、新たな人脈を構築し、仕事を掘り出す良い場です。その場で仕事を依頼されるわけではありませんが、そこで同業者の知り合いをつくっておくことで、後々仕事につながるというケースも多くあります。

メディアや企業の業務委託求人に応募する

ライターやエンジニアなど、フリーランスを対象に人員を募集しているメディアや企業は増加傾向にあります。もし、探してみて気になる求人が出ていたら、まずはとにかく応募してみましょう。求人を探すコツとして、ハッシュタグを使えばTwitterやFacdebookなど、SNS上で求人情報を探すこともできますので、利用してみてください。

案件獲得の心構え

最後に、案件獲得に際しての心構えを数点添えておきます。ここを守ったうえでの営業活動を心がけるようにすると、いい案件に巡り会える可能性が高まるでしょう。

つながりを作り、安定した案件獲得のサイクルを構築する

上記で解説したような営業活動は、駆け出しのフリーランサーには必須といえます。しかしながら、そもそも「営業活動」自体はお金に繋がりこそすれ、活動時間中は一円にもなりません。ですから、将来的には営業をする必要がないに越したことはないのです。

そのため、フリーランスが持つべき視点は、「年単位の長期案件の獲得」であったり、「仕事が勝手に回ってくるサイクルを構築する」といった長期的なものです。そのためには、前述した「セミナーや勉強会、コミュニティへの参加」などが、サイクルの構築にあたってのよい手段といえるでしょう。単発の依頼もよいですが、長期にわたって仕事を斡旋してくれるクライアントを探すことも忘れないでください。

単価を下げて仕事を請けるのはNG

案件獲得に際して、ひとつ必ず注意しておかなくてはならない点が存在します。それは、「仕事がほしいからと安易に低単価の仕事を請ける」ことをやってはいけないということです。

なぜなら、基本的に低単価、低スキルな仕事は、どこまで行っても即物的な価値しか生まないためです。これは、よく言われる「スキルの切り売り」をしている状況に等しく、続ければ続けるほど、あなたのフリーランスとしての価値は低下してしまう恐れがあります。

したがって、そもそもスキルを切り売りしなくてはならない経済状況に追い込まれないよう、独立の際には充分な蓄えを持ち、フリーランスになった後も日頃から注意を払っておかなくてはなりません。

収入源は分散させておく

1~2社としか契約していない、1社だけ報酬額が突出している、など、全体からみた収入源のバランスが悪いと、もし契約が切られてしまった時、確実にバランスが崩れてしまいます。常に複数のクライアントとやり取りを続けておくことを心がけ、リスクヘッジをしておきましょう。

まとめ:フリーランスは横のつながりが何よりも大事

フリーランスは、飛び込み営業よりも既存顧客からの紹介依頼のほうが多い傾向にあるようです。つまり、安定して案件を獲得していくには、積極的に知り合いをつくり、クライアントとつながり、人脈を広げていくのが、地道ながら最も効率的なやり方なのです。

ぜひ、フリーランスとなったからには、新しいコミュニティに積極的に顔を出していくようにしてみてはいかがでしょうか。

それでは、あなたが良いクライアントと巡り合えることを願っております。


近藤 フミヤ

Googleの尻を追いかけるお金のライター。愛媛県出身です。▶キャッシュレス・仮想通貨記事を中心に『クラウドワークス』メインで文章を書き散らしています。▶得意ジャンルはお金関係のこととガジェットです。生命線は猫。▶ブログやっております。https://freenyance.com