“普通の人でもブログ飯はできる”インフルエンサーでもアフィリエイターでもないプロブロガーの素顔 – 田舎フリーランス養成講座
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“普通の人でもブログ飯はできる”インフルエンサーでもアフィリエイターでもないプロブロガーの素顔

プロブロガーと聞いて、どんな人が思い浮かびますか?
…いま浮かんだ人の多くが、インフルエンサーと同等に扱われることが多いことと思います。

発信したい熱い思いがあり、それに共感する人が集まり、カリスマ性を発揮して…。

「ブログで稼ぎたい」と思ったとき、ロールモデルとして浮かべるのはプロブロガーという存在ですが、インフルエンサーとして活動をするのは簡単なことではないし、性格的に合わない人も多い。

では、熱い思いがあってカリスマ性がなければ、ブログで独立するのは不可能なのでしょうか?
もしくは、アフィリエイターのように、戦略的で分析が好きで計画性ある人ではなければ、サイト運営で独立するのは不可能なのでしょうか?

どちらもとてもハードルが高く感じ、ドメインを取得する前から心が折れそう……

そんなわたしのような人にこそこの記事を読んでほしいです。

今回紹介するのは、ブログ運営で生計を立てているフリーランスなおやんこと高橋直也さん@naoya2_2 )。
彼の話を聞くと、プロブロガーという職業のイメージとも、アフィリエイターという職業のイメージとも、ちょっとずれている。ずれているからこそ、

  • ブログ運営に興味はあるが自分がプロブロガーという人々みたいになれるところが想像できない
  • アフィリエイトって難しく大変そう、ハードルが高く感じる
  • 自分がどちらに向いているか分からない

という、最初の一歩をまだ踏み出せていない人には響くと思います!

なおやんに、

  • 独立するまでの経緯
  • 実際どんなワークスタイル(ライフスタイル)なのか
  • 今後のキャリアプランは

を聞いてみたので、彼の経験談が一歩踏み出す原動力になれば嬉しいです!

目立つことが苦手。インフルエンサーになりたいとは思わない

渋谷での取材依頼にリュックひとつの身軽な格好で訪れたなおやん。いまはパソコンがあればどこでも仕事ができる。

野里:今日はよろしくお願いします~~!

なおやん:よろしくお願いします。インタビューとか初めてなので緊張する…。

野里:なおやんはゲームブログを運営して、それが80万PVを記録したこともあって、Twitterで顔出ししていて、noteでブログノウハウを販売して…

と、活動を並べると立派なプロブロガーだと思うけれど、なんかわたしが知っているプロブロガーと違う感じがするので気になっていました。

なおやん:目立つのはあまり好きじゃないかな(笑) どちらかというとアフィリエイターって呼ばれたいかも。

野里:うんうん、自分の価値観や発信力を仕事に、じゃなくて、純粋にブログで収益出していて。
でもアフィリエイターみたいに、めちゃくちゃ数字を追って外注して…みたいなイメージもないね。

なおやん:ガシガシ作業しなきゃとは思うんだけどね(笑)

野里:プロブロガーやインフルエンサーに憧れて今の職業になったわけではないんだ?どういう経緯でブログを始めたの…?

いまメインで運営しているのはゲームブログの「ゲーム攻略のるつぼ」だよね。ゲームが好きで発信を始めたの?

なおやん:いや、ゲームはするけど、始めた当時はそんなに好きじゃなかった 。

好きを仕事に、じゃなくて、好きじゃないことを仕事じゃなくす、が始まりかなあ。

もともとはただのサラリーマン、満員電車が苦痛だった

なおやん:もともとアフィリエイトの存在は大学生の頃から知っていたんだけど、当時はめんどくさくて全く手を付けなくて。

そのまま新卒でシステム管理に近い職業に就職したんだ。ちょっと名前は伏せるけど、国の事業にも関わるような大事な職業。

野里:やりがいありそう!

なおやん:じゃあ、いずれは独立したいと思って、フリーランスの事業としてブログ運営をスタートさせたということ?

なおやん:うーん…どうだろう?もともと慎重派だから、もちろんすぐにやめるってことはしなかったよ。

野里:「ブログ開設2カ月で15万突破!会社辞めて自由になります!」的なエントリー書いたりは?わたし、ああいうの一回やってみたいんだけど…(笑)

なおやん:してないよ(笑)

2年間は副業ブロガ
ーとして、9時~5時は会社員で働き、電車のなかでブログの下書きを作って…辞める頃には200記事くらい公開していたはず。
PVは20万で、4,5万円くらい稼いでいたかな。

野里:おお、すごいPV数!2年でその伸びは順調?結果がでたから会社を辞めたの?

なおやん:いまやっているゲームブログがそのブログなんだけど、実はその前にもいくつか運営していだんた。雑記ブログとかトレンドブログとか…半年くらいやったけど、良くて月5,000円しか稼げなかった

独学での限界を感じて1年間40万円くらいのコンサルを依頼して。

野里:月5,000円だと、会社辞めよう!とは思いきれない…。

なおやん:そのコンサルタントに「ゲームはPVとりやすい」って助言をもらってからゲームブログはスタートさせたんだ。3~4カ月で1万円いったので、これはイケるかもってちょっと思った。

でも、「月5万いった!よし!この道で食っていくぞ!」ってはならなかったな。びびりだしさ。ただ、ちょうどそのころに会社で嫌なことがあって、いままでちょっとずつ溜まっていっていた辞めたいって気持ちが押さえきれず…

野里:プロブロガーなおやんが誕生!と。専業になってブログで食べていける自信はあった?失業手当とかもらいつつやっていたのかな?

なおやん:あれ、そういえば失業手当もらってないや…。

野里:え。なんで?もったいない!

なおやん:めんどくさかったのかも(笑)

野里:段々と君の性格が分かってきたよ……。

なおやん:副業で2年間やってきたから、専業になれば当然伸びるだろうなっていうのはあったね。そのあとは、ひたすら実家に引きこもって作業していて、一時期80万PVにまで伸びて、収益も20万超えるようになったよ。

野里:ブログでとにかく実直に作業できる人がプロブロガーの最低条件のように思うのだけど、なおやんもひたすら作業できる人なんだね。尊敬…。

なおやん:副業ブロガーだったときは「会社辞めたい」がモチベーションだった。実はそんなに文章書くのが好きじゃなくて。でも、数字が増えるのは楽しいから、収益やPVがあがるのがモチベーションになっていたかな。

野里:ちょっとアフィリエイターの性質もあったんだね。

なおやん:でもサイト設計ちゃんとやって、とか、記事数計算して記事案用意して…とかはしてないから、アフィリエイターともちょっと違う気がする。

本当はやったほうがいいんだけどね!分かっているんだけどね!でも、気持ちが乗らないと書けないというか…。

野里:大事だって頭で分かっていても、実践は難しいよね…
そういう性格の人でも継続すれば結果が出るって、勇気がもらえることだよ。

ブロガーとしての転機、ブログを続けることの苦悩

新年度にはいってからは毎日ブログ更新を続けている。いまはブログ自体が好きなことになったと語る。

野里:いまもゲームブログ1本なの?

なおやん:いまは複数サイト運営しているよ。

野里:お、本格的にアフィリエイトをしよう!と思って…?

なおやん:最初はトレンドブログをしていた、と言ったでしょ?ゲームブログもトレンドブログと似ているんだよね。世間の話題性を追って書かなきゃいけないので、はやりに大きく左右されてしまうし、なにより話題にのっていかに早く記事を用意するかが勝負になるから気が抜けない。それがちょっと疲れちゃったんだ。

野里:安定しないってストレスだもんね…。

なおやん:そんなときに、プロブロガーの沖ケイタさん(@namakemono0309)のイベントに参加したんだ。そこで、「僕、田舎フリーランス養成講座の講師を今度するんですよね~」って話を聞いて、「ケイタさんにブログ習ってみたいな」と思って気付いたら申し込んでいた。

沖ケイタさんとの出会いがすこしずつ彼のブログ人生の方向を変えていった。

野里:(わたしは田舎フリーランス養成講座の運営なので)覚えてるよ!最高PV80万の男がくるぞ、ってざわついたもん(笑)

正直、「え、こいつ何しに来るんだ?」と思ったよね(笑)
ちなみに、来てよかった…??

なおやん:よかった!
開催中、ケイタさんにいくらでも質問ができたし、いろんなブロガーさん、アフィリエイターさんが遊びにきてくれて、ケイタさんが接点をつくってくださったおかげで多方面からアドバイスをもらえて。

野里:それを聞いて安心しました(笑)
うちの講座、時々すごいレベル高い人が紛れ込むけど、そんな人でもなにかしら学びとって満足して帰って行くから……あ、これは自画自賛ね(笑)

メンターでプロブロガーの沖ケイタさんと、同じくケイタさんのもとで学んだ田舎フリーランス養成講座の同期。いまも連絡をとりあっている。

なおやん:受講生だったときに、新しいサイトの開設も始めたんだ。

野里:やっぱり複数運営するのは安定を求めて?

なおやん:そうだね。アップデートによっては突然サイトがなくなっちゃうこともあるので…いくらひとつのサイトがうまくいっていても、複数のサイトをもっていたほうがいいと思う。

今年はそうやって、別サイトのほうを伸ばしていこうと思っている。あとは、サイト運営以外の収入源も確保していきたい。

野里:noteの執筆・販売や、講師業なんかがそれにあたるのかな?

なおやん:うん。ブログコンサルも始めているんだ。

ブログがめちゃくちゃ好きで始めたわけでも、なにか熱い気持ちを発信したかったわけでも、これといって趣味や好きなことがあってそれを仕事にしたわけでもない…っていうのが俺で、そういう自分にコンプレックスもあったかな。
最近、いろんなことに挑戦していこうと前向きな気持ちになれている。

ゆくゆくはブログと全然関係のないところでも稼げるようになれればいいなー、と。

野里:なおやんって、いい意味で普通だよね。みんながみんなやりたことあるわけでも、使命感もっているわけでもないじゃん?でも現状は変えたくて……そういう人のモデルとして、なおやんは参考になりそう

普通に失敗するし、普通に悩む。普通でも、理想のライフスタイルの実現は難しくない

野里:複数サイト運営していたり、田舎フリーランス養成講座の講師やったり、新しい事業も始めたり…忙しくない?

なおやん:いや…?計画立てるとか、目標立てるとか、そういうのそんなに得意じゃないのもあって、そんなにガツガツしていないからなあ。

野里:それでもやっていけてるのは希望だわ(笑)
フリーランスになってどんなライフスタイルなの?

なおやん:3カ月おきくらいに拠点をうつしている。意識して移動をしているわけじゃないんだけど…。

俺、人から影響を受けやすいんだよね。だから、その土地で出会った人から刺激をもらって次の拠点へってなっているかな。この性格をいい意味でとらえて、周りからいい刺激を受け続けられるような環境にいたいなって思っているよ。

野里:じゃあ、今後も移動生活を続ける予定なんだ?

なおやん:うーーーーーん…

野里:悩んでる(笑)

なおやん:いまは自分が「あ、しっくりくるな」と感じられる場所を探しているというか。しっくりきたらそこに腰を据えるかも。

さっきも言ったけど、俺、やりたいことがなくて。なによりいまはそのやりたいことを見つけたいなと思っているので、いろんな場所に行って、いろんな人のやっていることを覗いていきたい。

野里:プロブロガーになる、がゴールなわけではないんだもんね。ブログで収益化、という手段を手に入れて、それをどう利用するかを探しているって印象がする。

なおやん:今年で28歳なので、この1年は探求して、来年には「これだ!」と思えたものと向き合っていれたらいいな。

複数サイト運営も、やってみてダメだったなんてこといままでいっぱいあるけど、来年には、安定して最低でも2サイトから収益が発生しつづける状態になっていればと思うので、そっちも頑張ります。

野里:今後の活躍が楽しみです~!今日はありがとうございました!

[編集後記]強くなくたって、いい。

前向きになったことで、5月には田舎フリーランス養成講座の統括に挑戦するなおやん。

なおやんとは知り合って1年になりますが、友人と呼べるくらい仲良くなったのはここ数カ月ほどです。
彼が田舎フリーランス養成講座の講師を務めることがきっかけで、よく話をするようになりました。なおやんはわたしがいままで出会ってきたプロブロガーやアフィリエイターとは、(うまく言えないのですが)空気感が違いました。

今回、なおやんにインタビューをしたのは、彼が普通だから、というのが一番の理由。

フリーランスや、プロブロガーというワードには、いまだに”強い”イメージがついてまわっていると思います。
特別だったり、才能があったり、奇抜なキャラクターをもっていたり……ただ、みんながみんな強いわけではないですよね。

プロブロガーという職業は、そういった強い人たちだけのもの、という印象が、なおやんの話を聞いていて薄れていきました。

「自分で記事を作ってサイトを運営してって憧れる」「でも、自分には目立ったキャラもないし…」「アフィリエイターさんのように、高い分析力だってない…」
そう思って断念する人は多くいると思いますが、なおやんの素顔から、”そうじゃなくてもいいんだ、挑戦してみよう“というエネルギーをもらえます。

もうすぐ、田舎フリーランス養成講座の統括も務める彼。
フリーランスも同様に、世間からは”才能がある、自分の強みがある人がなるもの”という印象で、「わたしなんかがなれるのかな…」と不安に思う人も多いかと思いますが、なおやんはそんな人の背中をきっと押してくれると思います。

 
▶執筆
野里のどか(ブログ:いつの日かハッピーエンド