サイト制作に打ち込む大学生フリーランス「まに」【受講生インタビュー企画】 – 田舎フリーランス養成講座
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サイト制作に打ち込む大学生フリーランス「まに」【受講生インタビュー企画】

福岡で夜間大学に通いながらプログラミングのメンターとしても活躍中のいなフリ金谷13期の【まに】にお話を伺いました。

 

現在のこと

なな:講座中はサイト制作案件に向き合ってるイメージが強かった【まに】ですが、半年経った今は何をされているんですか?

まに大学に通いながら、友人のサークルのHP制作などをしています。あまり着手できていませんが、ブログの運営も続けています。

新しく始めたこととしては、TABIPPOのスタッフやプログラミングのメンター、デザインの勉強などがあります。

 

なな:プログラミングのメンターをされているのですね。

まに:最近始めました。中高生に向けて、iPhoneアプリ開発を教えています。子どもと関わることには慣れていないので初めは緊張しましたが、僕がリアクションを大きくしたり、否定は絶対にしないようにしたり、コミュニケーションを多く取ることで最初は無表情で不安げだった子どもたちが笑ってくれるようになったんです。メンターは本当に楽しいので、今後もメンターは続けていく予定です。

 

いなフリへの想い

写真:講師のぶんたさんとまに

なな:「いなフリ講師をやってみたい」と言っていた記憶があるのですが、いつ頃からそう思うようになったのでしょうか。

まにいなフリの最終日ですね。きっかけは、他の受講生から「いなフリ講師になったらいいのに」と言われたことと、修了パーティーの際に山口さんが「講師やってよ!」と声を掛けてくれたことです。元々福岡でTECH::CAMPというプログラミングスクールに通っている頃から「人に教えること」に興味があって、TECH::CAMPとは別のスクールですが、メンターの面接を受けに行きました。その時は落ちましたけどね(笑)

 

なな:周りの人に声をかけられたことで「やりたい」という想いが強くなったのですね。「人に教えたい」「いなフリ講師をやってみたい」と思う理由は何かありますか?

まに人生に悩んでる人に「自分の好きに生きていいんだよ」って示したい、助けになりたい、という漠然とした気持ちは元々ありました。いなフリに参加して、人生に悩んでる人が集まって、みんな必死で人生に向き合いながら仕事して、最終日に「ここにきてよかった」って泣いてる人もいて。人生に悩んでるなんて微塵も感じないくらいに笑ってるのを見て、「俺が今までずっと見たかったものはこれなんだな」って思ったんです。

 

なな:確かに13期の修了パーティーは泣く人が多かったですね…!それぞれが強い想いを持っていなフリに参加したことを改めて感じる場面でした。

 

まに:最初はみんな「本当に変われるんだろうか」って不安があったり、今後の人生が心配だったりで、決して明るい気持ちで金谷に来てなかったと思うんです。そんな人達が、最後は最高の笑顔で帰っていく。僕だけかもしれないけど、いなフリでの思い出が今後の人生を生きるエネルギーになりました。

そんな体験を作りたいので、大学を卒業するまでには是非いなフリ講師をやりたいなって思います。

 

いなフリ受講時の振り返り

写真:同期とvoidoで作業する様子

なな:素敵な理由ですね。いなフリの経験を自分なりに受け取り、何倍にも価値を大きくしていらっしゃるように見えます。【まに】が「いなフリ中に身に付けたことで1番役に立っている」と感じるのはどんなことですか?

 

まにタスク管理と目標設定ですね。メンターの黒ぽんさんに叩き込まれたのですが、何をやるにも役立っています。今活動しているプログラミングのメンターでも「タスク管理と目標設定」が役立っている実感があります。

メンターとしての目標は「自分が担当した受講生の子供達全員に『来てよかった!』って言ってもらう」ことでした。「じゃあそれを達成するにはどうすればいいのか?」具体的なタスクを考えました。例えば、リアクションを大きくする、絶対に否定しない、コミュニケーションは多めに、自分自身も楽しむ等を意識しました。

 

いなフリでの1ヶ月の経験のおかげで、ある目標があって、それを達成するためにどう行動するのか?を考えられるようになりました。いなフリ参加前の僕は、「目標はあるけど何をすればいいのだろう」「このやり方が正しいのだろうか」と分からなかったので、大きな変化ですね。

 

なな:確かに。いなフリではスキルだけでなく、フリーランスとしてのタスク管理術や自己理解、便利なツールの使い方なども学べるのがありがたいですよね。

 

なな:【まに】はいなフリ参加前からある程度スキルがあったと思いますが、「すでにある程度できる人にとってのいなフリの意義」って何だと思いますか?

 

まに:自分では「できる」とは全然思っていませんが、やっぱり独学だけで到達できる範囲は限られてると思います。

僕がいなフリに参加する前は、「簡単なサイトは作れるようになったけど、どうやって仕事にすればいいんだろう?」「そもそもこのレベルでお金を稼げるのか?」という不安がありました。

 

なな:プログラミングのスキルを身に付けても、仕事に繋げるのはまた別の話。最初はスキルを身につけることに必死でも、次第に「あれ、できるようになったけど、ここからどうしたらいいんだろう?」となりますよね。

 

まに:フリーで実際に仕事を取りたい!と思っていなフリに参加しましたね。フリーでお金を稼げるレベルに到達するために、いなフリでスペシャリストからのフィードバックを貰った経験が大きいです。

 

なな:【まに】はプログラミングスクールに通っていたと聞きましたが、スクールでは仕事の取り方までは習わないものですか?

 

まに:そうですね。成果物は作れますが、一つサイトを作ったからと言ってすぐに仕事がくるわけではないですしね。「プログラミングスクールに行ってフリーで稼げるようになろう」と思っても、そこまで教えてくれる場所ってなかなか無いと思います。そのため、仕事をとる方法まで教えてくれるいなフリは貴重な場所だと思いますね。

 

なな:【まに】の話を聞いて、「スキルだけを身に付けても仕事にしなければフリーランスとして成り立たない」ことを改めて感じました。

 

なな:いなフリ中は熱心に作業していた【まに】ですが、いなフリに関して何か失敗・後悔はありますか?

写真:まるも近くに生息していた猫(通称:フリーにゃんす)とまに

まに仕事を獲りすぎてセルフブラック化したこと。これに尽きますね。あの時は真剣というよりも「遊びたい」という欲望の気持ちでMacの画面を見つめていました(笑)

自分のキャパを超えた仕事量を抱え込んでしまい、遊ぶ時間もなくほぼ一日中シェアハウスに籠ってコード打つことが何度もありました。適度な量で留めておいて、息抜きもしっかりしながら受講生と交流する時間を取るべきだったなぁと思いますね。

 

でも、なんだかんだでいなフリで遊ばず(遊べず)必死にコード打ったおかげでサイト制作のスキルはかなり上がったし、今の自信に繋がっている気がします。

 

あと、さすけ食堂でアジフライ食べるのとチャーハンと釣りができなかったのは今でも後悔しています。笑

 

いなフリ受講前後で変わったこと

写真:地元で講師業をする様子

なな:「もっと遊べばよかった」。全力で頑張った【まに】らしい後悔だなぁと思いました。いなフリに全力で向き合った【まに】が、受講前後で一番変化したと思うのはどんな点ですか?

 

まにサイト制作のスキルはもちろん、「行動を起こす速さ」がかなり早くなったと思いますね。目標達成の考え方やタスク管理を学んだおかげだと思います。「とりあえずやってみるか」と行動するようになりました。

 

なな:これまでは行動を起こすのが遅かったのですか?

 

まに:いなフリに行く前は、結構何をするにもやるのが遅かったですね。プログラミングの勉強はしてたけど、そこから仕事にするためには何をすればいいのかわからなくて。Progateでは1つの言語を学び終わったらすぐに別の言語勉強してました。

 

なな:「稼ぐ」ことは意識せず、「勉強」を積み重ねていたのですね。

 

まに:ネットで調べれば、プログラミングで稼ぐ方法は出てくるんです。だけど情報量が多すぎて、「自分には何が足りないのか」「次は何をすべきなのか」分からなくなってしまうんです。その結果、一つ一つの作業がかなり遅かったし、結果も出せないままでした。

 

でも、いなフリでメンターと一緒に「20万稼ぐ」っていう目標を達成するためにはどうすればいいのかを考えたおかげ色々変わりました。「いまの自分には何が必要で、何がいらないのか」の選択ができるようになりましたね。目標達成に対しての最短距離を考えることができるようになったと感じています。

 

なな:「タスク管理と目標設定」を学んだことが、【まに】の行動力の速さに繋がったのですね。情報の取捨選択をして、最短距離を一緒に考えてくれるメンターの存在の大きさを感じます。

 

これからのこと、いなフリ全体を振り返って

なな:今後やっていきたいことはありますか?

まに:いなフリ講師をやりたいです!だけど、今の自分には「いなフリ講師」として受講生に満足してもらえるだけの知識も経験も実績もまだ無いし、教える経験も足りないと思います。

 

だから今後は、一人のフリーランスとして結果を出しつつ、今やってるTABIPPOやプログラミングのメンターで「人に教える経験」を積んでいきたいと思っています。いなフリ講師をやる時、受講生に満足してもらえる結果を出していきたいので。

 

なな:【まに】の中でいなフリを一言で表すと?

まに「自分がやりたいこと・なりたいものへの近道を作ってくれる場所」

 

やっぱりいなフリを受講する人って「自分はこんなことがしたいけど、どうすればいいんだろう」っていう悩みを持ってると思うんです。

 

なな:確かに「やりたいことは漠然と決まってるけど、方法が分からない」という人が多いように思います。

 

まに:僕自身サイト制作で稼ぎたいと思ってたけど、どうやれば仕事を取れるのか、そもそも自分の実力で仕事は取れるのか分かりませんでした。

 

そんな悩みに対して、経験豊富なメンターの方達が「こうすればいいよ!」って答えてくれる場所がいなフリです。一人だと試行錯誤で時間がかかってしまうけれど、経験豊富なメンターにアドバイスをもらうことで最短距離の近道を進んでいけるのがありがたかったですね。

 

なな:いなフリの一番大きな要素は何だと思いますか?

写真:過去のいなフリの様子

まに世界が広がること」かな、と思います。いなフリには、良い意味で「普通に生きてたら絶対関わらないだろうな」という人がたくさんいます。

普通に生きてきてたら、月収100万円のアフィリエイターとかフリーランサーなんて出会わないですよね。他にも大学を休学してブログで稼ごうとする大学生、波乱万丈に世界を旅してる人、40代だけど少年みたいに情熱と夢を持ってる人、会社を辞めてフリーランスになろうとするスキルフルな人、就職せず新卒でフリーランスになる人など様々な人が参加しています。

 

なな:確かにバックグラウンドが様々すぎて、どんな経歴の人がいても驚かないほどです。「普通」や「常識」という言葉が通用しないので、皆が皆を受け入れるしかない、という環境かもしれません。

 

まに:大学生だと、公務員とか一部上場企業・優良ホワイト企業とかの「安定した職に就くこと」が成功で、それこそが常識みたいなところがありますよね。だけど、これってあくまで選択肢の一つでしかないですよね。それをいなフリで実感しました。

 

就職せずフリーランスとして食っていくことだってできる。バイトで一気にお金を稼いで、そのお金で世界一周してもいい。

 

「就職しか生きる道はないと思っている大学生」や「会社を辞めたら人生終わりだと思っている社会人」には、いなフリは本当にいい経験になると思います。

 

なな:私たちの同期には「すでに大企業への就職が決まっているけど、就職直前の春休みにいなフリに参加した新卒の男の子」がいます。彼は現在、忙しくも充実した生活を送っているようですが、「フリーランスという生き方を知っていながら会社員を選んだ」という点で一般的な会社員よりも強いと感じます。「会社が全てではない」と実感を伴って分かっているのは強みになりますよね。

 

なな:いなフリ受講生、これから受講する人に一言お願いします。

 

まに:いなフリに参加すると、本当に悩む。悩んで悩んで悩みまくります。

今後の人生、自分のやりたいこと、自分の無力さ、情けなさ、若干引きこもるくらい悩みます。僕だけかもしれないけど(笑)実際僕は人生で2番目に悩んだ1ヶ月だったと思っています。

 

なな:それは初耳。いなフリ受講時は私と【まに】の間にあまり会話は無かったので(笑)、淡々と作業をこなしている強い人だなぁと思っていました。

 

まに:いなフリはそれだけ自分と真っ向から向き合える場所で、悩んだ分だけ成長がある場所です。そして心強いことに、決して一人じゃない。同じ志や目的を持った受講生達や頼れる講師が支えてくれるし、誰も自分のことを否定しません。

 

人としても、一人のフリーランスとしても、確実に成長できる1ヶ月を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

メンターの黒田剛司さんから一言

いなフリが始まったばかりのころは「大丈夫かな…」と思うくらい不安げな表情だったのをよく覚えてます。1ヶ月の講座でスキルと自信をメキメキつけて、今も目標をみすえつつ活動しているようで何よりです!まだまだ若いので自分の可能性を模索することを忘れず、かつ軸をしっかり持てると良いなと思ってます。いなフリ中は講師と受講生という関係でしたが、次は講師どうし…ですかね。まにのよいところは悩んでいる人の気持ちをしっかり汲み取れる優しさだと思うので、講師をするさいにもその才能を活かして受講生に寄り添いつつサポートできるとよいかも、とか勝手に考えてます。今後も成長を楽しみにしています!またどこかで会いましょう!

 

後記

おそらく【まに】のプロフィールを見ると「意識の高い大学生」「優秀な大学生」というイメージがわくだろう。実際、大学1年生からプログラミングスクールに通ったり、学生団体に参加したり、地方に住んでいながら非常に活動的な大学生だ。しかし、これまでの人生が全て思い通りに進んでいる訳ではない。

経済的な困窮と適応障害、ノイローゼを併発したことによるメンタルの不調で大学を中退したり、引きこもってニートをしている時期があったり、困難な状況を経験している。フリーランスとしてサイト制作を始めてからも、案件の報酬が支払われない、TECH ::CAMP卒業後は通っていた教室でメンターになろうと思っていたものの自身が受講した期を最後に閉校してしまう等の大変な思いをしてきた。

そんな彼だからこそ、誰よりも人のことを考えられる講師になれるだろうと感じる。いなフリにはきっと、「自分で何でもできる人」よりも「誰かに助けてほしい人」「支えが欲しい人」「自分一人では限界をむかえそうな人」が沢山やってくる。そんな受講生の役に立つ講師になってくれるのではないか、と同期の私は思う。

自分の足りない能力を誰よりも自分で自覚し、補おうと努力する人。そんな彼は、今回のインタビューも事前に丁寧な回答を用意してくれた。きっと「その場で話すのが得意じゃない」と自覚した上で、準備に時間をかけてくれたのだろう。彼らしい真面目さと「中途半端にしたくない」という想いが伝わってきて、感謝の気持ちでいっぱいだ。

同期から見た【まに】のイメージ

チャーハン:ストイックな人というイメージです。「もう大丈夫なのに」って皆が思ってるのに、それでも頑張る人。料理も上手でした。

ふーじー:いなフリ中は最初からサイト制作一筋で、目標に向かって全力で走っていました。意志が強く前向きで料理も得意な「できる男」という印象です。

 

強さと弱さを兼ね備えた優しさを持っている【まに】。

いなフリに限らず様々な場面で活躍してくれることでしょう。

今後の彼の活躍に注目!

 

 

インタビューされた人:まに

福岡県で夜間大学に通う大学生。田舎フリーランス養成講座(以下いなフリ)13期生(2018年2月参加)。受講中はサイト制作で11万円分の案件を獲得し、ひたすら作業に明け暮れる。現在は学生生活と並行してTABIPPOスタッフやiPhoneアプリのプログラミングのメンターとしても活躍中。「いつかいなフリ講師をやりたい」と意気込んでいる頼もしい二十歳。

Twitter:@mani_transm

ブログ:mani:Log!

 

 

池ちゃんの鞄持ち企画の一環で「過去のいなフリ生にインタビュー」をしました。インタビューした人は、いなフリ13期(2018年2月参加)で4月から金谷に移住した伊藤菜々(ななさま)です。

Twitter:@777nanadayo777

ブログ:保健室で昼寝したい