2017/03/15

【受講生のその先〜vol.3〜】新米フリーランス座談会「タカ・ウッチー・ふじもん」

こんにちは。スタッフの石丸です。

この投稿をご覧になっている方は「フリーランス」という生き方に多少なりとも興味があって読んでくださっているのかなぁと思っています。

「フリーランス」ってなんだか簡単に言うけど、実際のところどうなのよ?という疑問にお答えすべく、田舎フリーランス養成講座を受講後、金谷に移住し、現在フリーランスとして活動している3人の新米フリーランサーに現状や将来の展望などを聞いてきました。

今回、個人個人に聞かず、あえて座談会形式で話してもらうことによって、三者三様のとてもリアルで熱のこもった飾らないインタビューとなりました。「フリーランスを目指してみようかなぁ」とか「田舎フリーランス養成講座に興味がある」という方の参考になれば幸いです。

 

今回のインタビュイー


石丸
今日はわざわざ集まっていただいてありがとうございます。「田舎フリーランス養成講座を受けたその後」について色々と取材させてもらってるんだけど、今回はこの3人で座談会形式でやってみようかと思って。
ふじもん
おぉー。いいですね。でも僕らなんかでいいんですか?
石丸
いや。みんなのリアルなところが知りたいよなぁと思ってさ。成功してる人だけじゃなくって、フリーランスになりたての、もがいてる人たちにもスポットを当ててみたかったんだよね。
ウッチー
なんだか恥ずかしいけど、よろしくお願いします。
石丸
こちらこそよろしくお願いします。今日は3人に全部で6つの質問をぶつけてみたいと思ってるんだけど。あんまりかしこまらずに思ったまま答えてくれていいからさ。じゃあさっそくいきますよ!

 

1.なぜ田舎フリーランス養成講座に参加してみようと思ったの?

ウッチー
きましたね。定番のやつ!えーっと。僕はDTPオペレーターとして働いてたんだけど、結構な激務だったんだよね。このまま続けてたら倒れるなと思って退職しました。
で、そんな時にイケダハヤトさんのツイートでここの存在を知った。田舎だとかフリーランスだとか、ぶっちゃけるとそんなのあんまり僕にはあんまり関係なくって。
とにかく環境を変えたかったんだよね。失うものも何もないし。って感じで参加しました。
石丸
でた!イケハヤさん!すごい影響力だな。ふじもんは?
ふじもん
僕はIT企業に勤めてたんですけど、上司との人間関係がうまくいかなくって退職しました。
『あぁ。この会社とこの上司は僕のことを守ってくれないな』って思ったんです。そんな時に大学の先輩でもあり以前から知り合いだった*池ちゃんのツイートを見て田舎フリーランス養成講座に興味を持ちました。
フリーランスかぁ。そうだよなぁ。自分のことは自分で守るしかないよなぁって。それで参加を決めました。
*池ちゃん:田舎フリーランス養成講座の生みの親。山口拓也の愛称 → http://inaka-freelance.jp/#members

タカ
僕は普通に大学を卒業して、普通に就職しました。僕の中で一番きつかったのは会社や取引先との飲み会。あんまりそういうの得意じゃなかったし、それが週に何回もあって、体調を崩しました。
みんなもよく言われると思うんだけどさ『とりあえず3年は続けてみろ!』って。僕はこんな生活3年も続けてどうすんの?って思ったし、それなら早いうちに辞めたほうが軌道修正しやすいんじゃないかって。でもまた就職すると同じような環境になるかも知れない。
そんなことがきっかけで『仕事 辞める』とか『フリーランス』とかそういうワードで検索するようになってた。それでたまたま田舎フリーランス養成講座を見つけて、田舎なら生活費も安いだろうし、生きていくためのお金ぐらいなら稼げるようになるかなぁと思って参加しました。

 

2.現在、何のお仕事してるんですか?

ウッチー
最近はWEBデザイナーさんのアシスタントをメインでやってます。あとはブログですかね。たまに近所の温泉でバイトしたり。
ただ、WEBデザイナーさんのアシスタントは結構消耗してるかな。でも消耗しながらもそれが日々生きてる実感っていうか、成長してるなぁって感じてて。会社で働いてる頃はそんな余裕は全くなく、次から次へ案件流れてきて自分が何をやってるのかワケわかんない状態になってたんだけど。
けどダラダラ仕事するよりは適度なストレスがあったほうが心地良いなぁって最近感じられるようになってきてて。それも含めて成長してんのかなって思ってます。
ふじもん
僕はWEBライティングとサイト制作をしています。
田舎フリーランス養成講座の後4ヶ月はほぼWEBライティングをやってました。ライティングをやりながらサイト制作の勉強を並行で行ってて。やっと最近サイト制作のお仕事ができるくらいになりました。ライティングもサイト制作も田舎フリーランス養成講座に参加するまでは未経験でした。
サイト制作やコーディングの仕事はやってて楽しいです。やっぱり本とかインターネット上である程度は勉強できるんだけど、実際の現場だとイレギュラーなことがたくさん起きる。それを毎回ググりながら必死に進めていってる感じなんですけど。でも実践が一番スキルアップに繋がるかなぁって感じてます。
タカ
僕の場合は何から始めたらいいのか分からなかった。だから田舎フリーランス養成講座の授業はとりあえず全部受けて。でもサイト制作はなんだか合わなかった。
複数のことを同時に進めるのが苦手なので、とりあえずWEBライティングに絞りました。田舎フリーランス養成講座の後もずっとライティングをしてたんだけど、どうせ書くなら自分の資産になるほうが良いよなぁと思い、自分でホームページを立ち上げてそこでアフィリエイト記事を書いてます。いつ芽が出るか分かんないんだけど。
ずっとパソコンの前にいても疲れちゃうから、息抜き的にたまに近所のレストランでバイトしたり。そんな生活してます。

3.フリーランス楽しい?実際どうなのよ?

ウッチー
うーーーーーん。まぁ正直に言うと、僕は今のところ楽しさ6割で不安4割って感じかなぁ。今の生活は時間の制約もそんなにないし、好きに寝て、好きに起きてるんだけど。仕事量も自分で調節できるし、案件も自分で選べる。
そこは本当に楽しいというか、やってみて良かった点かな。不安な点は、何年か後にもしも会社員に戻るっていう選択を自分がしたとして、果たして順応できるんだろうか?って。
タカ
また会社員やるっていう選択肢もウッチーの中にはあるんだ。
ウッチー
そうだね。俺はまだ自分の事を信用しきれてないから、このままフリーランスで稼いでいける感覚ってもの掴みきれてなくって。地元に帰って会社員やるんじゃないかなぁってのも正直ある。
撤退ラインは決めてたんだけど、実はすでにそれは過ぎちゃってて。でもまだ地元に帰ってないのは、まだまだ全然やりたいことできてないよなぁってところ。だからとりあえず自分が納得できるまではフリーランスを続けてみようかなあって感じ。
石丸
なるほど。まだ自分に納得できてないところがあると。ふじもんは?
ふじもん
僕はですねー。フリーランス楽しいです!!まぁ楽しいからといって辛いことがないワケじゃない。不安なこともあるんだけど。不安なこともあるから逆に仕事に没頭できて。それが認められればまた仕事につながる循環というか。それが分かってるから勉強も頑張れる。結果的に収入は着実に上がってて、それが実感としてあるので、僕は正直に楽しいなぁって思ってます。
ウッチー
不安はあるよね。けどふじもんは不安をパワーに変えられてるからすごいと思う。
ふじもん
ありがとう。でも不安っていうのは危機感みたいなもんだと俺は思ってて、それは持ち続けたほうがいいなと思ってるよ。まぁ楽しいなと思えてるのは、具体的な収入の目標があって、それを何とか達成できてるってのもある。あとはさっきウッチーも言ってたけど仕事も選べるし、自分の時間を自分のために使えるのはフリーランスの大きなメリットだよね。
タカ
すごいなぁ。俺は楽しさと不安が半々くらいなんだよね。田舎フリーランス養成講座終わってから地元に戻って一人で仕事してたんだけど、これがけっこう孤独で。だからその頃は楽しいって気持ちはあんまりなかった。
最近まるもに移住してきてからは周りのみんなも頑張ってるっていうのもあって一人じゃないと思えるようになってからは楽しさも増えてきたかなぁ。
ふじもん
仲間めっちゃ大事だよね!俺なんかここにいても孤独感で押しつぶされそうになることあるよ。
タカ
そうだよね。たぶん実家にそのままいたら「就職しなきゃ!」って感覚になってたと思う。
ふじもん
田舎フリーランス養成講座は仲間ができるっていうのがかなり大きいよね。
タカ
うん。ほんとそう。どうしても一人でいるとどんどん不安なほうに考えちゃうから。ここに来て良かったなって思ってるよ。

 

4.この先の展望とかある?

タカ
いやー。展望。うーん。ウッチーある?
ウッチー
展望っていうか…ぶっちゃけた話をすると、俺はもう働きたくないんだよね。そのために今はブログをしっかり育てていきたいなぁっていうところはある。
あとは「やりたいことリスト」にも書いたんだけど全国の温泉を巡ってラーメン食べて周りたい。で、それをブログで発信できたらなぁって思ってる。
あとはブラック企業とかで疲れちゃった人の憩いの場みたいなのも作ってみたくて。SNSとかのWEB上なのかリアルなスペースなのか。そこまでは具体的に考えてはないんだけど。漠然とそういうことやってみたいなぁって感じ。まぁそれって自分の余裕があって、初めて人に分けることができるものだから。まずはその余裕を自分で作り出したい。
ふじもん
前までは仕事してお金貯めて、余った時間を娯楽に回したいなぁなんて、仕事と娯楽を切り離して考えてたんだけど、ここ最近は「仕事自体を楽しめれば、それは娯楽以上に楽しい事なんじゃないか」って思うようになった。
仕事をもっと楽しくしていきたいみたいな。今は単純に仕事はお金を稼ぐ手段でしかないんだけど、そこに楽しみを見出せれば、この先長期的にフリーランスとして活動していけるんじゃないかなぁって思ってる。
タカ
展望かぁ。展望なのかわかんないですけど、田舎フリーランス養成講座中に僕は「稼ぐ事にはそんな興味ない。生きていければそれでいい」みたいな事を言ってたんですけど。
ここ最近変わってきてて「あ。俺お金欲しいんじゃん」って思うようになった。お金欲しい!とか稼ぎたい!ってなんだかギラギラしてて嫌なイメージあったんですけど、実際いま僕が不安に感じているのは、単純にお金が稼げてないから不安があるんだろうなって思ってて。別に豪華な暮らしがしたいワケじゃないんだけど、お金の不安は早めに取り払いたいなって思ってます。

 

5.田舎フリーランス養成講座で印象に残ったこと

ウッチー
えーーー。うーーーん。毎日が濃いからなぁ。全部印象的ではあるんだけど。
ふじもん
そうだよね。なんだろう。俺は参加するまでは「田舎フリーランス養成講座に行けば月20万稼ぐ方法を教えてくれる」って思ってたんだけど、実際は思い違いというか、とんだ勘違いで。
稼ぐ方法はたくさんあると。どれもそんなに簡単なことではないけど、自分で得たスキルを駆使して、自分で頑張れと。とにかくいろんなスキルは教えてくれる。それより後の事は自分でどんどん進めていかないと、その後フリーランスとしては全然やっていけない。って感じた。
その点に気づかせてくれたおかげで、今もこうして仕事と勉強を並行して進めながら、分からない事は自分で調べて、日々成長できてるなぁって実感できてる。受け身の姿勢だと何も得られない。自分から仕事でもスキルでも取りに行く姿勢みたいなものが必要で。その姿勢を学べたのが一番田舎フリーランス養成講座に参加して一番良かったなぁと思う点。
タカ
僕は新卒3ヶ月で会社辞めて「あ。もう俺の人生終わったな」って思ってたんです。そんなすぐやめたヤツなんていなかったし、同級生は大手の会社に入ったり、銀行なんかに就職してて、辞めずにコツコツ頑張ってる。
相談する相手なんて誰もいなかったし、すごく孤独だったんだけど、田舎フリーランス養成講座には色んな境遇の人が参加してて、自分の胸の内を話す事ができた。もちろん最初から話せたワケではなかったけど、毎日一緒にご飯食べたりしていく中で、仲間ができた事は本当に僕の中では大きくて。
誰かとご飯食べる。とか、話す。っていう普通の事ができなくて辛かったから。本当に心の支えになってるっていうのはある。
ふじもん
会社辞めると一気に孤独になるし落ちるよね。でも田舎フリーランス養成講座は自分が復活するキッカケになった。自分が自分らしくあれるというか。わかるわー。
ウッチー
俺の場合もそこかなぁ。周りに結構助けられたというか。ブログにブラック企業のネガティブな事ばっかり書きなぐってたんだけど、いつの日かその事を疑問に思うようになった。周りにもそんな体験してる人はたくさんいて、大変だったのは自分だけじゃないって気付かされて。
ギャーギャーわめいてるのがすごく格好悪いなって感じるようになってきた。心が浄化されたというか。時間が解決したというか。割とどうでもいいやって思えるようになった。

 

6.田舎フリーランス養成講座を受講したいと考えてる方へ

ふじもん
うーん。なんだろうなぁ。参加する前の自分に向けてのアドバイスみたいなもんですよね。うーん。まぁ色んなバックグラウンドを持った人がたくさんいて、みんな色んな理由で参加してて。だからまぁすごく楽しいんだけど。
どんな理由で参加したにせよ、受講後は自分の足で歩く必要があるんだよ!っていう覚悟というか事実はあるよってことを伝えておきたいですね。参加する前の自分に(笑)
ウッチー
田舎フリーランス養成講座って「スキルアップ」とか「やりたいこと探し」とか前向きな感じで参加してる人が多いんだけど、個人的には「羽休め」みたいな感じで参加してもいいんじゃないかなってと思ってる。
フリーランスとか独立にあんまり興味ない人でも、会社のギスギスした空間から飛び出して、田舎に来て「頑張って前に進もうとしてる周り」を見て、何かを得てもらえればいいんじゃないかなぁって思う。
タカ
最初は「独立したい」とか「稼ぎたい」とか結構ガツガツした人が多いのかなぁなんて思ってたんだけど、参加してみたら「会社辞めた。どうしよう」みたいな人や、「大学辞めた」とかもいた。個人的には「これから先どうしよう」っていう感じの人にオススメだと思ってる。
稼ぐスキルみたいなものはここじゃなくっても都内でも教えてくれるだろうし、エネルギーがある人は自分で道を開いちゃうだろうし。でもここは「これから先どうしよう」って一緒に考えてくれる時間もあるし仲間も沢山いる。だから道に迷ってる人にこそ来て欲しいかな。
ふじもん
それは参加する前の自分に言ってんの?立ち止まってもいいんだよって?
タカ
なんかそうなっちゃったね!
石丸
なんかみんな考え方とか方向性とか違ってていいね!もっと「フリーランスになって稼ぎまーす!ウェーイ!」みたいな感じで来るかと思ってた(笑)オッケー!インタビューは以上です。みんなありがとう!

 

新しい時代、新しい働き方の受け皿

 

いかがでしたでしょうか?新米フリーランス3人に現状と未来への展望、これから田舎フリーランス養成講座に参加しようと思っている方へのアドバイスを聞いてきました。

まだまだ彼らは若く、フリーランス生活を始めて数ヶ月です。

しかし、それぞれのペースではありながらも着実に成長を遂げ、時に「お金を稼ぐことの大変さ」に直面しながらも、自分ができることを着実に増やし、泥臭くも前へ進んでいるのではないでしょうか。この経験は会社に勤めながらではなかなかできないことです。

境遇の近い3人なので、同じような内容を喋るのかな?なんて思ってたのですが。「がっつりスキルを上げることに楽しみを見出したふじもん」「ラクして生きていきたいウッチー」「ようやく不安が楽しさに変わってきたタカ」のような構図になり、三者三様の意見や気持ちが聞けて、とても有意義だったなと感じています。

終身雇用制度が崩れ、これからの時代の正しい働き方の価値観のようなものは、凄まじい速さで変化しています。

「梯子を上る」のが今までの仕事のモデルだとするならばで、これからは「ジャングルジム」のように360度好きな方向に進んで良い。この流れが、これから先の新しい働き方、生き方だろうと賢い人達は言います。

だとするならば人生の早い段階で「自分の武器を沢山みつけて好きな方向に立ち回ろう」とする彼らの動きは正解だと思えるし、少なくとも誰かに否定されるような話ではない。

田舎フリーランス養成講座はそういう価値観を持って集まった人たちが、これからの人生において動きやすくなるような、そういった人生のサポートができるような、「新しい時代、新しい働き方の受け皿」であるな。と、思わせてくれた。そんな座談会でした。


まるじ

田舎フリーランス養成講座スタッフ。いなフリ4期生。飲食店勤務10年のキャリアを活かして「食」と「酒」と「地域」をWEBで結ぶ活動を展開中。ライターとしても活動しています。