2017/09/17

フリーランスは「管理能力」が重要!月30万稼ぐ現役フリーランスが実践している管理術を紹介

お初にお目にかかります。Webライターの近藤 フミヤ(@yadomin_)と申します。

フリーランスは、仕事をする時間もしない時間も自由に決められる立場にあります。つまり、会社員とは違い、”束縛”から開放された環境で仕事をすることになるのです。

しかし、誰も叱責する人がいない環境では、人は簡単に怠けてしまいます。当然ですが、フリーランスは仕事をしなければ収入はゼロになりますので、うまく自分を管理しながら仕事を進めていく必要があります。この「自己管理」については、多くの議論が交わされ、悩む方も少なくありません。

そこで、本記事では、自己管理に悩むフリーランスのために、私が蓄積、模倣しながら定着させたノウハウを紹介していきます。参考にしていただければ幸いです。

フリーランスたるもの、自分の身は自分で管理せよ

これはフリーランスになってはじめて実感することなのですが、会社員は基本的にモチベーションの維持が容易です。毎日の出勤で強制的に仕事モードになる他、やらなければならないというプレッシャーもあり、黙っていても手は動かせるためです。

ですが、得てして隣の芝生は青く見えるものです。そうした環境に一度でも身を置くと、フリーランスのような自由なワークスタイルには憧れを抱きやすいのですが、実は会社によってある程度管理されているほうが、仕事のモチベーションは保たれていたことに気づきます。

ゆえに、フリーランスにとって自己管理は必須。「どうやって仕事をするか」に日々向き合わなくてはなりません。

自己管理で日々をルーチンワーク化、うまくモチベーションを保つには?

このような状況下では、日々の業務を整理し、「ルーチンワーク」化することが非常に重要です。自己管理とは、すなわち自分の行動や思考を整理し、見えやすいようにすること。

「何から取り組めばいいか」「自分のキャパシティはどの程度で、今日はどの程度のタスクをこなせるか」「いつ仕事が終わるのか」など、あらゆる事柄をスマートに設計していくのです。

フリーランスは自分で営業・ディレクション・業務を行わなくてはなりませんから、タスクの種類は膨大です。こうしたタスクを処理していくために、自己管理能力を高めていきましょう。

「タスク管理ツール」「スケジュールカレンダー」「メモソフト」は最低限準備する

自己管理を徹底するために、最低限の準備はしておきましょう。

中でも、「タスク管理用ツール」と、「スケジュール確認用のカレンダー」、「メモ」は、自己管理を楽しくするうえで必須だと感じています。筆者は以下のツールを活用して、スケジュール管理に勤しんでいます。

タスク管理ソフト『Todoist』

Todoistは、いわゆる「Todoリスト」の作成を効率化するアプリで、タスク・マネジメントにはこうしたツールが欠かせません。Todoistの利点は、タスクそれぞれに日時やタグを細かく設定してボックス分けできる点、タスクに重要度を割り振り、コメントなどもできる点が挙げられます。

「その日何をやればいいか」「8月中にやっておきたいことは何か」「今すぐやるわけではないが、後々やっておこうと思うタスク」など、思いついたらTodoistに登録しておけば、やることを忘れてしまうこともありません。

下記で紹介しているGoogleカレンダーと同期すれば、さらに効率よくタスク管理を進めることができます。必ず導入して、使いこなせるようにしましょう。

Todositの詳細はこちら

Todoistと連動するスケジュール帳『Google カレンダー』

ビジネスで使っている方も多い「Googleカレンダー」。上述の「Todoist」と連動でき、カレンダーに設定したタスクがそのまま登録されます。

「いつ終わらせるのか」というデッドラインをカレンダーで設定し、先のスケジュールまで立てることで、「この仕事をやらないと後々どういう影響を及ぼすか」が見えるようになってきます。このカレンダーによるタスク管理は、モチベーションを保つうえで充分な効果を発揮していると個人的に感じています。ぜひ使ってみてください。

Googleカレンダーの詳細はこちら

気づきを3秒でメモ『Evernote』

『Evernote』は、私の生産性を変えた至高のツールです。

Evernoteの利点は、手持ちのデバイスと同期し、スマホでもPCでも確認できるという点、思い立ったら即メモを取れるという点の他、メモをカテゴリ分けして整理できるという3点が挙げられます。

本来、このような大仰な表現を使いたくはないのですが、このメモツールは本当に素晴らしいものです。Evernoteを使い始めてから、メモをとることによる時間のロスを考えなくて良くなったので、どんどん自分の頭の中のものや、参考記事を整理できます。

さらに、ライター的に嬉しい点としては、Webクリップ機能が非常に使いやすく、調べ物をする際に「一度ざっとクリップしてひとまとめにし、じっくり読める」こと。これにより、インプットの速度が格段に向上しました。非常に便利です。

さて、自己管理の必要性、最低限揃えておきたいツールなどは把握できたでしょうか。それでは、以下から実際に取り組んでいる「自己管理術」について解説していきます。

Evernoteの詳細はこちら

生産性を上げるために。実際に使っている「ライター式自己管理術」

それでは、生産性を上げるために、実際に筆者が取り組んでいるやり方を紹介していきます。見やすいように「案件・時間管理」「マインド管理」の2ジャンルに大別しましたので、それぞれの方法を解説していきましょう。

フリーランスの案件・時間管理術4選

案件の管理や作業時間には、メリハリが必要です。このメリハリをつけていくために、筆者が取り組んでいる自己管理法は以下の4つです。

1.働く時間を決める
2.細かいタスクと大きなタスクを分類する
3.案件を徹底的に管理する
4.スケジュールは細かくブラッシュアップする

それでは、下記からひとつずつ見ていきましょう。

1. 働く時間を決める

・フリーランスは、仕事をする時間もしない時間も自由に決められます。ゆえにストレスもなく、自分にあった働き方ができるのが特徴です。しかし、私もそうだったのですが“自由過ぎる”せいで、まるで時間が無限にあるかのように錯覚してしまうのです。

この状態に陥ると、往々にして「万が一終わらなくても、土日を使って終わらせよう」「まだ夜まで時間はあるから今やらなくても支障は出ない」などといった思考になってしまいます。(この状態を筆者は『土日使える病』『1日は午前5時まである病』と呼んでいます)

このような状況に陥らないように、何時から働き始めて何時に終わらせるのかをしっかり決めておきましょう。昼から始めるのであれば、午後1時からでもかまいませんし、起きてすぐであれば、朝7時からでもかまいません。

ただし、1日の勤務時間は多くても休憩を含めて10時間以下にすること。作業時間が間延びすると、集中力が保てませんから、かえって効率が悪くなります。

2. 細かいタスクと大きなタスクは分類する

「メールを返信する」「請求書を作る」などは細かいタスクで、「原稿を執筆する」「○○時から打ち合わせ」などは大きなタスクです。タスクの重さはそれぞれ把握しておくようにしましょう。

補足として、取り組むコツを1点。細かいタスクはなるべく早めにやっておきましょう。30秒でメールが返せるなら、先に返しておくべきです、細かいタスクが積み重なっていると、大きなタスクに取り組んでいる時にそれらが頭にちらついて、集中できなくなってしまう恐れがあります。

3. 案件を細かく管理する

仕事が来るのはありがたいものですが、自分のキャパシティを超えてしまわないように常に気を配る必要もあります。取り組んでいる案件は、重要タスクとしてToDoリストに逐一記録しておきましょう。こうしておくと、自分がどの程度忙しいのかをひと目で把握することができます。

それと同時に、『Excel』や『Evernote』などに、受注日や納品日、報酬などを表にまとめておくとよいでしょう。このやり方は、「案件の質」を管理するうえでも重要な指標となります。

今取り組んでいる案件は、本当に「割のいい」案件なのか?実績に繋がるのか?経験を積むとだんだん仕事を選べるようになってきますから、チャンスを逃さないように時に案件を選んでいく必要があります。そうした際に、案件を細かく整理しておくのは非常に役立つやり方といえるでしょう。

4. スケジュールは細かくブラッシュアップする

「スケジュール」は、一度ガッチリ決めてその後はなかなか変えないものであると思われがちです。しかし、成功を収めている方の多くは、細かくスケジュールを変更し、ブラッシュアップを重ねています。

1回決めただけのスケジュールにこだわる必要はありません。あまり捗らないと感じたら、遠慮なくどんどんリスケジュールしていきましょう。

では、ここまで体系的な案件・時間管理術についてお伝えしてきましたが、続いてはマインド面での管理術になります。実は、目に見えない精神を管理することこそ、フリーランスにとっては重要です。少しずつ管理法を覚えていきましょう。

フリーランスのマインド管理術5選

フリーランスにとって、身体は何よりも資本です。あなたが倒れてしまった場合、あなたの代わりに仕事をしてくれる人は基本的にいない、ということを常に意識する必要があります。筆者は、モチベーションを保つために以下の3項目を心がけていました。

1. はじめと終わりを明確にする(メリハリをつける)
2.「目標」を立て、仕事に興味を持ち続ける
3. 自分の集中力のキャパシティを知る

それでは、「案件・時間管理術」と同様、ひとつひとつ解説していきます。

1. はじめと終わりを明確にする(メリハリをつける)

スケジュールをしっかり組み、「何時に初めて、何時までに終わらせるか、休憩はいつとるか」を明確にしましょう。ゴールや補給地点のないマラソンを走っているときほど辛いものもありません。

コツとして、仕事をする時はする、しない時は一切しないとスケジュールを立てる事が大事です。原稿執筆はエネルギーを使いますから、「ながら」でできると思わないほうが精神衛生上健康です。ダラダラやっているといつまでたっても筆が進みませんし、中途半端に集中力が削がれます。メリットはひとつもありません。

2. 「目標」を立て、仕事に興味を持ち続ける

人が物事に飽きる原因は、「目標」設定による向上心がないということに尽きます。常にどうありたいか、どうなりたいかを設定し、毎日見返しましょう。先ほど紹介した「Todoist」にタスクとして設定しておくと、向上心も芽生えてきます。

さらに、自分の手がけている記事に「疑問を持つ」ことも重要です。記事のテーマに対し、自分で疑問を持って調べていくこと、それがモチベーションが生まれる要因です。この「興味を持って作業する」という精神がないと、仕事はまったく捗りません。常に「目標」と「疑問」は、持ちづつけるようにしましょう。

3. 自分の集中力のキャパシティを知る

駆け出しの頃は、つい自分のキャパシティを超えた量の仕事を請け負いがちですし、自ら欲してしまいます。最初はそれでもよいのですが、プロとして長く続けるなら、必ず自分の許容値は知っていかなくてはなりません。

「自分はどの程度の仕事量であれば、毎日続けられるのか」というラインを知っておくことで、集中力は最大限に発揮できます。

以上7点が、筆者が「自己管理」として意識しているポイントです。人によって、自己管理の方法は異なりますので、さまざまな人の自己管理法を尋ねてみるとよいでしょう。

自己管理を続ける秘訣は「ゆるくやる」こと

上記でお伝えしたノウハウは、私が独立すると決めたその日から、半年かけて徐々に”慣らしていった”ものです。いきなりこの通りにすべてやろうと思ってはいけません。

最初はTodoistの使い方を覚えながらでも、どういうスケジュールが自分に合っているのか試行錯誤しながらでもかまいません。他の自己管理法も取り入れながら、自分にあったものを見出してみてください。


近藤 フミヤ

金融/ガジェット/ゲーム/ライフスタイルライターを自称する、ゲーム脳の24歳です。要するに何でも書く男。アメリカ語が苦手なことに定評があります。 / 生涯ゲームを楽しむ姿勢を応援するblog『ゲーマーズ畑。』運営中▶http://yado.wp-x.jp