2018/12/06

【フリーランサーと就職どっちがいい?】元新卒フリーランス、現会社員が答えるよ!

 

こんにちは、元新卒フリーランスの野里和花(@robotenglish)です。

さて、「元」とついているので、お分かりのとおり、わたしはいまはフリーランスではあく、IT企業の会社員として日々働いています。

「会社を退職してフリーランスになりました!」
「この度、独立しました!」

という報告は、SNSで見かけることがあるかと思いますが、なかなか、

「フリーランスを辞めて、会社員になりました★」

という言葉は見当たらないな、と、私自身がその立場にいなかがら感じています。

そこで、今回は、あまり目にしない「フリーランスから会社員」という立場から、

・どうしてフリーランスになったのか、そしてどうして会社員になったのか
・フリーランスと会社員、どちらがいいのか

その二点について、わたしの実体験をもとに、詳しくお話ししようと思います。

どうして新卒フリーランスになったの?

 

結論から言うと、「ノリ」です。(怒られそう、、、)

私は、よくいるような意識高い系の学生ではありませんでした。
学生団体に所属したり、ミュージカルに出演したり、と活発ではありましたが「起業ゼミに参加!」「インターンして会社訪問してOBにアポとってランチ!」みたいな、所謂、意識高い系学生とは程遠く、リクルートスーツ新調するくらいなら、新しいワンピース買っちゃう~なんて学生でした。

就活が始まっても、いつまでも会社員になる、働く、という実感はもてずに、ただ「なんか違う」という直感だけを信じて、就活を早々にリタイアし、代わりに留学を決めていました。

 

留学中はレポーターとして学費の半額ほど稼いでいました。

 

卒業後、語学留学、帰ってきてからは、留学中にレポーター活動でお小遣いを稼いでいた経験からライターとして活動を始めました。
ありがたいことに、メディアに自分の記事が掲載されるという経験は早い段階からクリアしたものの、そこから、どうやって収入を伸ばしていくかは全く検討がつきませんでした。

そんななか、「このままじゃだめだ!」と思って参加したのが「田舎フリーランス養成講座」です。

 

 

この田舎フリーランス養成講座では、
Webライティング
サイト制作
ブログ運営
デザイン

のスキルを基礎から学び、それ以外にも、フリーランスにとって必要なマーケティングや自己分析、営業力などを総合的に学ぶことができます。

私は期間中にブログ運営やSNS運用に注力し、ここでできた人脈のおかげで、ひとりでライター活動をしていた頃に比べて仕事の幅が広がり、案件も高くなり、フリーランスとして問題なく生計を立てられるレベルにまで成長しました。

が、月収30万をかぞえた後、私は就職という道を選びます。

フリーランスを辞めて、どうして会社員になったのか

お仕事でお世話になっているみなさんと photo by kusaba ayumi

 

現在、私は自分を成長させてくれた田舎フリーランス養成講座の運営マネージャーを務めています。会社員として。

会社員になった大きな動機は、この「田舎フリーランス養成講座の運営に携われる」というところでした。

詳しくはこちらの記事をご覧ください:「小さな変化を与えたい」と思った私は、田舎フリーランス養成講座のためにフリーランスを辞めた

ですが、「就職」というひとつの大きな選択をするに至って、それだけが理由であったわけではもちろんありません。

理由はいくつかあります。

①お金や数字にあまり執着していない

私はコスパの良い人間なので、あまりお金を欲していません。
また、数字管理も苦手としています。

するとどうなるか、というと、仕事を自らとろうという気が起きないのです。

楽しいことが大好きなので、楽しいことをお金よりも優先しがちで、フリーランス生活の最初は収益が伸び悩みました。

「お金がいらないなら、それでいいのでは?」と思うかもしれません。確かに、実際に必要ではないものの、お金は精神的な安定に強くつながっていると感じています。

必要はない、けど、ないとこれから先になにかあったときを思うと不安を感じてしまう。
そんな状況が続いていました。

会社員であれば、自分で目標を掲げずとも、定期的に安定して報酬が与えられる。
それによって精神的にも安定し、仕事のパフォーマンスが上がる、楽しく仕事ができる、そこに魅力を感じました。

②大きな仕事がしたいと思った

私がフリーランス時代に主にやっていた仕事は、

・スペース運営
・Web合宿のスタッフ、講師業
・ライティング

の主に3つです。
どれも自分に合った仕事で苦ではありませんでした。

ですが、もっといろんな事業を、チームで回すような、誰かと一緒に仕事をする感覚を得たいと思うようになりました。

また、個人と会社では、仕事の中で回せるお金の額が大きく異なります。
会社だと、より大きく動くような事業も考えることが可能です。

まだまだ私にはその技量がありませんが、事業を考える幅が広がったことにとてもわくわくしています。

③会社員だからこそ学べるスキルがある

学生時代、様々なバイトをし、企業や社会人の方々と交流があったことから、ある程度の礼儀は知っていたものの、それでも「新卒フリーランス」だった私には圧倒的に経験値が足りていませんでした。

「社会人経験があればもっと活躍できるのかなあ」などど考えることがしばしありました。

会社の人間関係は窮屈、縛られていると感じる、と不満を耳にすることは多々ありますが、フリーランスにもメリット・デメリットが当然あるように、会社員にもどちらの特性もあってしかるべきなのです。

そして、私は、会社員になることのメリットが、私個人に対して大きな意味を成してくれると思ったので、就職することにしました。

フリーランスを辞めて、就職してよかったこと

フリーランス生活を1年、会社員生活を半年送ってみて、いまのところ私は「就職してよかったな」と感じています。

日々、よかったことは感じていますが、なにより大きいのはやはり「収入が安定したこと」です。

精神的に落ち着きましたし、収入が安定したことで、周りに対して与えられるお金も確保できるようになりそれがまた自分にとっての余裕につながりました。

フリーランスと会社員どちらがいいか

フリーランスと会社員、どちらがいいかの論争は、最近よくSNSで見かけます。
どちらも経験した私にとっては、どちらも魅力的で、ただ「今の私」にとってはこの会社員という選択がベストだと感じています。

どちらにもメリットはあり、自分自身のやりたいこと・ライフスタイルは変化していくものなので、「今の自分はどんな働き方がしたいのか?」をしっかり考えて最良の選択ができるのであれば、どちらでもいいのではないでしょうか?

フリーランスにならなくてもいい養成講座

私は現在、田舎フリーランス養成講座を運営しています。

フリーランスを養成しているのです。

しかし、実際は、半分くらいはフリーランスになりますが、残りの半分は会社員になったり、バイトで柔軟に自分の時間を使ったりしています。

田舎フリーランス養成講座という名前であれば、どれだけのフリーランスを輩出したかが大事とされているように思われるかもしれませんがそうでもありません。

みんな、ここで自分の働き方を考えてそれぞれに最良の形がとれればそれでいいと思っています。
フリーランスでも、会社員でも、副業でも、専業主婦でも、なんでも。

フリーランスというのは手段であって、目的ではありません。
なので、フリーランスがいいか会社員がいいか、それを考える前に、まずは「自分がどう生きたいか」を見つめなおしてほしいです。

 

執筆:野里和花(のざと・のどか)

1993年鹿児島生まれ。
福岡の大学で哲学(恋愛や家族、性、死など)を学んだ後、語学留学へ。上京後、フリーのライターとして活動をはじめる。ブログ運営、SNS運用、イベント企画運営、講師業、コワーキングスペースの店長などフリーランスとしての活動は多岐にわたる。2017年秋にITベンチャー企業「株式会社Ponnuf」に入社。独立支援の田舎移住型Web合宿「田舎フリーランス養成講座」運営マネージャーを務め、全国を”旅する会社員”としてまわり、同講座を各地で開催している。
副業家(パラレルワーカー)でもあり、ライター/ブロガーとして、アフィリエイトサイトのライティングやオウンドメディアの編集、PR記事の執筆を行っている。
好きなことは映画観賞、ファッション、旅行、さんぽ、カフェ巡り、読書。将来の夢は夫婦で起業して田舎でスペース運営を行うこと。
Twitter:@robotenglish / ブログ:https://www.moguogu.com/

写真:ヒロタケンジ/草葉あゆみ