2017/02/28

【受講生のその先〜vol.2〜】3期生 WEBディレクター「赤嶺 繭子」

 

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こんにちは。スタッフの石丸です。

田舎フリーランス養成講座の行われる「まるも」では過去の受講生達が多く移住してきていて、フリーランスとして寝食を共にしています。住人同士、真面目な仕事の話をしたり、ざっくばらんな会話をしたりと日々楽しく過ごしているのですが、たまに不思議な名前の方が会話に登場します。

 

「まっちょさん」

 

みんなと話していると「まっちょさん元気かなぁ」「まっちょさんに会いたいなぁ」とか「まっちょさんの料理美味しかったなぁ」という謎の会話がたまに展開されているのです。

いや、ちょっと待てと。僕は全然まっちょさんという方を存じ上げないのですが、まず「まっちょさん」ってニックネームはありなの?大丈夫?本人怒ってない?男性ですか?女性ですか?いや本当にマッチョなの?

僕は4期以降のことなら分かるのですが、それより以前に来ていた方とはほとんど面識がない。まっちょさん。とりあえず僕の人生において「まっちょさん」というニックネームで呼ばれている人には今のところ出会ったことがない。話にはよく出てくるのだが謎が多すぎる。そしてなぜか個人的にとても興味が湧いた。

聞くところによると、どうやらまっちょさんは田舎フリーランスの3期生だそう。で料理上手な細身の女性。そして今はタイでWEBの仕事をしている。とのこと。

なんだ。その面白そうな人は。なんだかとても気になる!というわけでスタッフの石丸がskypeにて突撃インタビューを行ってきました。

 

いなフリ3期生「赤嶺繭子」Skype突撃取材!

石丸
はじめまして!突然すみません。石丸と申します。
今日は『まっちょさんにとっての田舎フリーランス養成講座』について色々お聞きしたいと思っています。よろしくお願いします!

まっちょ
はじめまして。こちらこそよろしくお願いします。

石丸
いきなりなんですけど、まっちょさんが田舎フリーランス養成講座に参加するキッカケって何だったんですか?

まっちょ
キッカケはtwitterでイケダハヤトさんのツイートを見たことですね。
当時、私は大手企業に勤めていたんですけど、何となく大きい会社が向いてないなぁと思っていたんです。お客さんとの距離が遠くて、なんだか気持ちが充実しないことが多かった。
『地元の大分でコワーキングスペースをやりたいなぁ』なんていうざっくりとした夢みたいなものもあったりして。その夢と現実の狭間で揺れていた。
そんな時に田舎フリーランス養成講座の存在を知りました。

石丸
そうなんですね!イケハヤさん影響力あるなぁ。
そこで知った田舎フリーランス養成講座のどういうところに魅力を感じて参加に至ったんですか?

まっちょ
地元の大分でコワーキングスペースを運営したいという夢はあったんですけど、コワーキングスペースを運営するノウハウはもちろんないし、田舎に帰ってどうやって生計を立てていこうかって悩んでました。
そこでちょうど田舎フリーランス養成講座の存在を知ったのですが、まずはどういう雰囲気なのか知りたかったので、友人と一度まるもに見学に行きました。
とても穏やかな雰囲気だったし、
新卒フリーランスとして活躍していた1期生のりょーた君に色々話を聞いて、友人と共に参加を決めました。

石丸
実際に来て見たんですね!すごい行動力です。参加してみた感想はどうでしたか?

まっちょ
田舎フリーランス養成講座では、1ヶ月でズラーッと田舎で稼ぐための方法を教えてもらいました。やっぱり1ヶ月ですべての技術を習得することは難しくて。
その人の特性に合わせて、何をチョイスしてどのように活かすか』がとても大事だなぁって思いましたね。私の場合はサイト制作に興味が湧いて、1ヶ月間それをひたすら学びました。
実は参加するまではコーディングの『コ』の字も知らなくって。いざやってみると面白かった。結果的に今の仕事に繋がっているので、コーディングを始めるキッカケをもらえたことは、一番大きな収穫でしたね。

石丸
コーディングとかサイト制作のことについては全然知らなかったんですね!
それを学んで今はどういった仕事をされているんですか?

まっちょ
今はタイのバンコクでWEBサイトのディレクターをしています。タイ人のコーダーと日本人のお客様との間に入って、サイトをより良いものに仕上げていくという仕事です。
実は田舎フリーランス養成講座が終わってからは徳島県の神山町で開催されている『ものさす塾』というサイト制作について学べる場所に行きました。そこで自分のスキルをさらに磨きつつ、色んなこと事を学ばせてもらって。それを主催しているMONOSUSという会社があるんですけど、その会社がタイに関連会社を持っていて。
『語学力とWEBスキルを活かしてタイでWEBサイトのディレクターをやってみないか?』と誘っていただいたのがタイに来てこの仕事を始めたキッカケです。

石丸
さらに技術を高めるために徳島に動いたんですね。それがキッカケでタイに移住したと。海外生活は苦じゃないですか?

まっちょ
まだタイに来て日も浅いのでそんなに不自由はしてませんし、思ったよりバンコクは都会だなぁという印象です。学生の頃からカンボジアでNPO活動をしてたり、バックパッカーとしていろんなところを巡ったりした経験が活きてますね。

石丸
今は会社員として働いていらっしゃるんですよね?
フリーランスとして頑張っていこう!みたいな気持ちは無かったんですか?

まっちょ
もちろんありました。あったんですけど、以前は【企業に勤めて働くorフリーランスとして活動する】の2択しかないと自分が勝手に決めてた部分があって。
でもやってみると、そうじゃなくてもいいんだって気づきました。半分会社勤め、半分フリーランスみたいな生き方も全然ありだなぁって。一つしか選択肢がないとどこかで壁にぶつかってしまう。
私の場合はフリーランスのスピードに正直ついていけなかった。そんなタイミングでMONOSUSという会社に声をかけてもらったんですけど、半分フリーランスのような気楽な気持ちで仕事に取り組めているので、精神衛生的にはとても心地良いです。

石丸
うわー。それすごく分かります。僕も実際に壁にぶつかって、でも半分会社で働かせてもらいつつ、もう半分やりたい事をするっていうスタイルに落ち着いたんですよ。
そしたらすごく気持ち的に楽になった。で、それを両方ミックスして、さらに自分の将来やりたい事に活かすみたいな

まっちょ
そうです!まさにそんな感じです!『タイに行ってまで仕事するって凄いね!』ってよく言われるんですけど、自分の中でそんなに気合入れてタイに来た感じはしてなくって。
『タイかぁ。ちょっと行ってみたいなぁ』なんていう軽い気持ちで来てます。大分にそこまで固執する必要もないよなぁって色んな街で暮らしてみて思ったし、拠点はいくつあってもいいかなぁなんて考えるようになってきました。
まぁ必要とされているっていうところが大きいんですけど。
好きなところで、好きな人と、好きなように仕事をしていいんだ!って。好きな事をするっていう事をあきらめずに、それを実現するために動いています。

石丸
その言葉すごく今の僕に刺さります。心の余裕みたいなものは必要ですよね。

まっちょ
そうですね。田舎フリーランス養成講座に参加して、コーディングに出会った。
1ヶ月って長いようで短いし、様々な講座を受けて、すぐに活かせるかといったらそんなに簡単じゃない。
そのキッカケをもらった上で私は私のペースで、時間をかけて学びたかった。そのスピードはひとそれぞれで良いと思うし、やり方もひとそれぞれ。成果って目に見えるお金だけじゃないと思っています。

石丸
そうですよね。色んな人の『動き出すキッカケ』として田舎フリーランス養成講座はとても有効ですよね。特に印象に残っている講座とかはありますか?

まっちょ
私の場合はコワーキングスペースを運営したかったので、『コワーキングスペースの運営の仕方』を講座の中に盛り込んでもらいました。実際に運営をしている池ちゃんの話は学びが多かったです。こういう個人のやりたい事に柔軟に対応してくれるカリキュラムはとてもありがたかったです。

石丸
へぇ。そんな講座も過去にはあったんですね。

まっちょ
そうなんです。それと印象に残っているのは、みんなで田植えをしたこと。
私の実家は兼業農家で、小さい頃からよくお手伝いをしていました。なので私にとっては田植えとか稲刈りって特別なことではなかったのですが、周りのみんなは田んぼに入るだけで大はしゃぎ。
田んぼってこんなに素敵なコンテンツになるのかと。実家の田んぼもワークショップ的に若い人たちに手伝ってもらえばいいのになぁなんて感じました。

石丸
今の時代に寄り添った農業の取り組みなんかも面白いですよね。

まっちょ
田舎フリーランス養成講座はWEBに特化した講座がメインではあるんですけど、田舎暮らしも含めて『田舎だとこういうことできるよー!』って見せてくれるのが良いですね。あとはそれをどう活かしていくかだと感じました。

石丸
もうまさに僕も同じことを思っています。
ところで最近はブラック企業に勤めた結果、疲れ切ってしまって、なんとか新たな道を目指そうと田舎フリーランス養成講座を受講してる人も増えてきているのですが、その辺りに関してはどう感じていますか?

まっちょ
辛い思いをした経験とかがあるからこそ『もうイヤなことはしたくない!』っていう自分なりの決断みたいなことができるのかなぁって思ってて。
それはそれで次の方向に進めるので良いんだと思います。
1つの事しかできないより、色んな要素のものを組み合わせていくことで成功ってしやすいんじゃないかと感じていて、『〇〇と△△ができるからMIXしてやってみよう!』みたいな。
失敗した数が多いぶんだけ、その〇〇とか△△が増えると思うんですね。だからたくさん挑戦して失敗したひとは『〇〇と△△と◆◆と◎◎の良いとこ取り』みたいなことができる。
だからどんどん色んなことに挑戦してみたら良いと思います。

石丸
なるほどー。素敵なご意見ですね。ちなみにまっちょさんの〇〇はなんですか?

まっちょ
私の〇〇はなんだろう。『語学』ですかね。英語が話せるおかげで今の仕事もできているし。語学×WEB×〇〇×◆◆みたいに増やしていきたいですね。石丸さんの〇〇はなんですか?

石丸
僕の場合は食×お酒×地方×WEBみたいな感じですかね。将来は故郷の広島に帰って色々仕掛けていきたいとは思っているんですけど。まだまだ模索中ですね。

まっちょ
すごい!面白そうですね。

石丸
ありがとうございます。
最後に田舎フリーランス養成講座をこれから受けてみようかなぁと思っている方にメッセージなんかあればお願いしたいのですが。

まっちょ
メッセージですか。なんだか恥ずかしいですね!
えーっと。私が好きな言葉で、迷った時に思い出す言葉があるんですけど、『Don’t think.Feel!!』って。
ブルース・リーの言葉です。つまりは『とにかく感じろ!!』ってことなんですけど。
何かを感じることが出来るのが田舎フリーランス養成講座だと思いますし、ひとつのキッカケにしてもらえれば良いんじゃないですかね。

石丸
素晴らしい!ありがとうございました!

 

「ブレたって全然いい」というブレなさ。

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今回まっちょさんに対して僕が一番強く思ったことは『変化に対応出来る強さ』でした。

環境が変わったって大丈夫。周りの人間が変わっても大丈夫。仕事が変わっても大丈夫。だって私は私だから。みたいな芯の強さというか、自分の内面とたくさん対話してきたんだろうなと感じさせる懐の深さがありました。そして軽すぎるフットワークと持ち前の明るさが、さらにそれを魅力的に推し進めているような気がしました。

Don’t think.Feel!!

映画「燃えよドラゴン」に出てくる素敵な言葉です。

映画の中ではその言葉の後に

It is like a finger pointing away to the moon.
(それは月を指さすのと似たようなものだ)
Don’t consentrate on the finger,or you will miss all that heavenly glory.
(指に集中するんじゃない、さもないとその先の栄光が得られないぞ)

という言葉が続きます。月=目標やゴールだとしたら指=その手段や方法だと個人的に思っていて。今回まっちょさんは「あらゆる手段や方法があっていい。自分なりの月があるはずだから。」と言っているような気がしました。この言葉を引っ張り出してきた時に「さすがだな」と。

「ブレたって全然いい」というブレなさ。というか。変化は進化。みたいな道の開き方をしてきた人なんだろう。キッカケをキッカケで終わらせない行動力と柔軟性。なんだかこちらの頭の中がマッチョになる、とても学びの多かったインタビューとなりました。

次にお話しするときは『なぜまっちょさんと呼ばれているのか』を忘れずに聞き出したいと思っています。まっちょさんありがとうございました。


まるじ

田舎フリーランス養成講座スタッフ。いなフリ4期生。飲食店勤務10年のキャリアを活かして「食」と「酒」と「地域」をWEBで結ぶ活動を展開中。ライターとしても活動しています。