2017/04/02

【受講生のその先〜vol.4〜】3期生 オーダーメイド雑誌作成サービスSpot Voice「松元 加奈」

こんにちは。スタッフの石丸です。

いまあなたは、大切な人を大切にできてますか?感謝の気持ちをちゃんと伝えられていますか?
あなたの家族は、あなたがどんな人だったのか知っていますか?明日死んでも後悔しませんか?

今日ご紹介するのは3期生の松元加奈さん。

田舎フリーランス養成講座を受講後、そのまま金谷に移住。

オーダーメイド雑誌制作サービス「Spot Voice」を立ち上げ。クラウドファンディングで60万円を超える支援を集め、事業をスタートした。

彼女の立ち上げたオーダーメイド雑誌制作サービスというのは、結婚式や子供が生まれた時、定年退職の記念や、子供や孫に残しておきたい言葉や写真をまとめたり、人生において様々な節目となる瞬間に、大切にしたい想い。それを「雑誌」という物に残すことによって、ふとした時に振り返ることができる。というものだ。

贈る側にとっても、贈られる側にとっても大切な宝物になるような。そんな個人的な事情や想いを形にすることができる。それがオーダーメイド雑誌制作サービス「Spot Voice」である。

一見なんだか順調そうに見える彼女のフリーランスとしての道。どういうきっかけで田舎フリーランス養成講座を受けようと思ったのか、受けてみてどうだったか、事業立ち上げの経緯やこれからの展望など、色々と伺ってきた。

 

オーダーメイド雑誌作成サービス「Spot Voice」

 

石丸
どういう経緯でこのサービスを立ち上げようと思ったの?
松元
なんだか重い話になっちゃうんだけどさ。数年前に交通事故と病気で大切な友人を亡くしちゃって。その時に強く思ったことが「もっと思ったことや感謝の気持ちをちゃんと伝えておけば良かったなぁ」ってことだったんだよね。
私自身、小さい頃に父親を亡くしてて、仲の良かったおじいちゃんおばあちゃんのことも、もっともっと知っておきたかった。どういう人だったんだろうとか、どういう人生を歩んできたんだろうとか。何が好きだったのかなぁとか。
石丸
そういう「思い」とか「どういう人だったんだよ」ってことを物とか形にしておきたかったんだ?
松元
そうだね。だからまぁ形としては雑誌じゃなくてもよかったんだろうけど。依頼してくれた人と大切なものを一緒に作っていくっていう過程を大切にしたかった。代々受け継がれる雑誌、捨てられない雑誌を一冊でも多く作っていくことで、私自身が生きてきた証にもなるなぁと思って。

田舎フリーランス養成講座に参加したきっかけ

石丸
そのオーダーメイド雑誌作成サービスを事業として形にするために参加したの?
松元
うん。まぁそれもあるし、やっていきたい事業を立ち上げたとして、それが軌道に乗るまでに自分自身で稼いでいく力を身に付けたかったのもあるかな。
石丸
なるほどね。田舎フリーランス養成講座はどこで知ったの?
松元
facebookでたまたま友人が「いいね!」してるのが流れてきて。一目見た瞬間に「これだ!」ってピンときて。すぐに申し込みの電話してた(笑)
で、事前に金谷まで来て*池ちゃんと面談して。その面談ですぐに「私金谷に移住します!」って決めてた。で、講座に参加した。
石丸
嘘でしょ!?何そのスピード感。
*池ちゃん:田舎フリーランス養成講座の生みの親。山口拓也の愛称 → http://inaka-freelance.jp/#members

実際に講座を受けてみてどうだった?

石丸
大事なのはここだと思うんだけど、実際参加してみてどうだった?
松元
一通り講座は全部受けて、午後の各自の時間は雑誌作成サービスに使ってたんだけど。当時の私にはWEB知識なんて無かったから、聞きなれない言葉も多くって。結局、今は講座で学んだことを活かしきれてないのかなぁって思ってる。
石丸
受けなきゃ良かった?(笑)
松元
いやいや。そんなことはないんだけどさ(笑)
今までの自分だと絶対に会わなかっただろうなって人に出会えたり、仲間や友人も増えたし。でも実は、「フリーランス」っていう生き方に本当に興味が湧いてきたのはここ最近だったりするんだよね。
石丸
え?最近なの?なんでそう思ったの?
松元
受講後に金谷に移住したんだけど、自分より後に受講してる人たちの活動を横目で見てて、それがすごく楽しそうだったんだよね。一応知識としては自分も同じものを得たはずなんだけど、それを活かしてる人たちを見ると私もやってみたい!って。
石丸
近くでフリーランスを見てることで改めて興味を持ったんだ。
松元
そうだねー。私もブログとかやってみたいし、なんならもう一回ちゃんと受講したい(笑)

 

フリーランスって楽しい?

石丸
でもさ。現状はすでにフリーランスっていう形で活動してるでしょ?どう楽しい?
松元
そうだねー。一応フリーランスって形になるのか。自分ではあんまり意識してないんだけど。っていうのも、私ちゃんと会社勤めしたことがないし、もともと「決まった時間に決まった場所に出社する」ってことが苦手で、ルールに縛られたり規制されるのが嫌いだった。だから、それ以外の働き方っていうとフリーランスって形になるのかなぁ。だからそれ以外に私の中で選択肢がないんだよね(笑)
石丸
嫌なことは嫌だ!ってちゃんと避けてこれるのってすごいね。
松元
すごいかどうか分かんないけど、もはや自分の持ってるスキル活かしてなんとかフリーランスとして頑張るしかないんだよね。

将来の展望

石丸
この先どうしていきたいっていう展望とかプランってある?
松元
実家のある宮崎も好きだし、友人がたくさんいる東京も好きだし、金谷にもまた住みたいって思ってるぐらい好きだし。基本的にじっとしてられないタイプだから、拠点は多いほうがいいと思っていて。
で、知らないこととか、知らない場所とか、知らない人とかに会うことが好きだから、好きな場所で好きな人たちと、好きなように仕事して暮らしていければいいかなぁ。ってことぐらいしかない。
石丸
自由だなぁ(笑)
松元
なんかさぁ。将来的には絶対にロボットが人間の仕事を奪っていくでしょ?そうなった時にも慌てずに生きていきたいなぁとも思うんだよね。ロボットは人間の感情を読むことができないって言われてるから、逆に私は人間の感情に寄り添うような仕事をしていきたいとは思ってる。

 

田舎フリーランス養成講座で印象に残ったこと

石丸
田舎フリーランス養成講座で印象に残ってることって何?
例えばさ、池ちゃんと面談してすぐに「よし金谷に移住しよう!」と思ったって言ってたけど、それってかなり印象が強かったから決断したんじゃないのかなぁって。
松元
あぁ。確かに!それは印象に残ってるね。うーん。なんだろ。あと印象に残ってること……バーベキューの多さ!
石丸
おいっ!(笑)そこかよ!
松元
いやまぁバーベキューだけじゃなくって、いろんなイベントが頻繁に発生するじゃない?その度に東京に住んでても絶対に会わなかったんだろうなぁって人に出会って、いろんな影響を受けるってことは自分にとって大きかった。
あと、自然の中で仕事とか作業ができるって、ストレスがかなり緩和されるし、毎日楽しかったなぁ。
石丸
それはあるね!変わった人たくさん来るもんね(笑)
松元
あとは同期のメンバーに恵まれたってことも大きかったかな。いまでもたまに連絡取り合って近況報告したりしてるよ。

 

田舎フリーランス養成講座を受講しようと思っている方へ

石丸
田舎フリーランス養成講座を受けてみようか迷っている人とか、気になっている人にメッセージをお願いしたいんだけど。
松元
え。迷ってるんだったらやったほうがいいと思う!講座も内容濃いし、他じゃ聞けないことたくさん聞けるし、色んな体験できるし。まぁ人生そんな長くないんだから(笑)迷ってるヒマはないよ!
石丸
ハッハッハ!(笑)間違いない。
松元
私たちが受講してた時より今は講師の数も増えてるし、そのぶん講座の内容もグレードアップしてるし。まぁ結局のところ人。人なんですよ。色んな人に出会えて、色んな価値観に出会うことが大切なのかなぁって。
石丸
うん。そうだね。オレもそう思う。話してくれてありがとう!

 

悲しみを消化し、優しさに昇華する

彼女の言うように、将来はロボットがかなり社会に進出してきて、大きく世の中が変わっていくのだろう。彼女は「それでも私は人間の感情に寄り添って生きていきたい」と言う。

この発言が今回のインタビューの中でグッときていて、先見の明がありとても頭がいいなぁと思ったし、同時に自分のことをとても理解し大切にできていて、それでいて他人との向き合い方も心得ている。

「優しさという才能は持って産まれるものではない」と思う。育ってきた環境や、受け取ってきた愛情、大きな悲しみや、乗り越えてきた苦しさを消化して初めて人に優しくできる。人それぞれ形が違うのだ。

その優しさとにじみ出る笑顔こそが彼女の最大の武器だろう。それを自分のいるべき場所や、仕事に昇華できているというところは尊敬に値する。何か大きな悲しみを乗り越えてきたことがある人なら、それがどれだけ大変なことか分かっていただけるはずだ。

それを踏まえた上で、この記事を最後まで読んでくれたあなたにもう一度問いたい。

いまあなたは、大切な人を大切にできてますか?感謝の気持ちをちゃんと伝えられていますか?
あなたの家族は、あなたがどんな人だったのか知っていますか?明日死んでも後悔しませんか?と。


まるじ

田舎フリーランス養成講座スタッフ。いなフリ4期生。飲食店勤務10年のキャリアを活かして「食」と「酒」と「地域」をWEBで結ぶ活動を展開中。ライターとしても活動しています。